施術していて感じることは、
日頃呼吸が浅いため全身の力が入ってしまう方が多いです。力が入っていることに気づかない方も多く、例えば施術中力を抜いてくださいと言われた方は、呼吸が浅い方です。
呼吸をコントロールできるようになると、心身の状態をコントロールできるようになります。
冷えや暑さ、体調不良、関節の痛みなど、肉体の状態のコントロールから、ストレス、感情の起伏など、精神的な状態のコントロールまでが可能になります、
逆に、呼吸がきちんと出来ていないと、ケガや病気になりやすい、精神疾患など治りにくい状態になってしまい、肉体的、精神的に被るダメージが大きくなってしまいます。
体は糖類や、脂肪酸を燃やして、エネルギーを得るのですが、その時に大量の酸素が要るのです。呼吸が浅い方は、二酸化炭素が体内にとどまり蓄積すると、命の危険を脅かすほどの猛毒となってしまいます。
だから呼気(吐く)は、体外に毒を排泄する大切な作業なのです。
しかし、この酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出すという作業は、簡単なようで簡単ではありません。
体を使う機会が少ない、あるいは、使ったとしても限定した使い方しかしていない現代人の多くは、体が呼吸しづらい状態になっています。
術後に「呼吸が楽になった!」とおっしゃる方が少なくありませんが、
これは、
ガチガチに固まって呼吸の動きを押さえつけていた胸、背中、肋骨の間などの筋肉が、柔らかく解きほぐされるため、呼吸が大きくなるからです。
酸欠、毒(二酸化炭素)の蓄積状態のヒトがいかに多いかということでもあります。
自然と何気ないときに深呼吸できることで、美容、体調改善、ケガの防止、脳の活性化、身体能力の開発など、さまざまな方面での応用が可能です
◆呼吸を育てよう
1.最初は「呼吸」を当たり前にするのではなく、「意識」して行うこと
2.ゆっくり4秒かけて鼻で吸い、吐くときは口から8秒かけて吐ききる
この2つです。
男性女性ともに高齢でも
筋肉や脂肪がしなやかな方は
自然と上手な呼吸ができている方が多いです。
今のうちから自然に呼吸を意識してするように心がけると、体調やお肌に良い影響を与えます。
妊婦さんは吸うときに、綺麗な空気を赤ちゃんに届けるよう、吐くときはカラダにたまった汚れを外に出すイメージで呼吸をすると、赤ちゃんの発育や母子の心身のリラックスに繋がりますよ👶👩🏻
お試しください💐
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